雑記

【ネタバレ最小限】社畜と少女の1800日という神マンガについて語ろうと思う

社畜と少女の1800日第1巻表紙

『社畜と少女の1800日』って知ってる?

あ〜〜なんか分かんないけど、あれでしょ?
どうせ社畜の家に少女が転がり込んでエッチイベント起こって毎話最後に「平穏な暮らしを返して〜〜」って言っちゃう系の羨ましい主人公の話でしょ?

お前ほんとばか!!

アホ!マヌケ!!

お前の母ちゃんウィスピーウッズ!!

ウィスピーウッズ

何もわかってない!けしからん!!吹き飛ばされろ!!

いいか、この記事を読んでその邪な心改めてください!!

公式のあらすじ

休日出社に徹夜、朝帰りが当たり前の激務な職場で働く東根将彦。ある日、彼を訪ねて来たのは高校の同級生の娘だという少女、優里だった。「母親が迎えに来るまで」という約束のもと、同居を始めた二人だが…!? 年の差ゆえのギャップに戸惑いつつ、時に大人の事情を交えて季節をわたる、ふたり暮らしの日常。

社畜と少女の1800日 – コミックトレイル

「やっぱロリコンラブコメじゃんwwwwwww」

はい、ちょっと待て。分かる。分かるから待て。帰るな。
昔の俺を見ているようだな。まあ待てよ。

言いたいことはよ〜くわかる。実際お色気シーンはある。

お色気シーンはこの優里ちゃんとじゃないけどな?

でもな、このマンガ

エグいほど鬱展開

もうね、やるせなくなってくる。

ここで気になったってやつはもう買え。今すぐ買え。

リア友は俺のKindle貸してやる。そのためだけに俺と友達になってもいいレベル。

ネットでも無料立ち読みとかあるから。

コミックシーモアで3巻まで読めたわ。(リンク:コミックシーモア

いや、とりあえず漫喫でも行こう。ちょっと読もう。

きっと帰り道にはもう全巻買ってるから。

1巻のあらすじ:一人暮らしは二人暮らしに

主人公の東根将彦は一人暮らし。

そんなおっさんの家に高校の同級生「君島」の娘、「君島優里」がやってきます。

優里「母が出ていって・・・帰ってこなくなったんです。東根さんの住所が書かれたメモだけ残して「ここを頼れ」と・・・」

男の一人暮らし、その立場から東根は「明日は一人で警察か役所にでも行くべき」と言って次の日家に帰ると

おるやんけ!!

いや待って、はい集合〜〜帰ってきてね〜〜。

そりゃそうやろ。

確かにありがちラブコメ展開やけど、こうでもせんと話進まんやろがい!
まあここは突っ込まずに行こうや。

で、どうか私をおいてくださいと懇願される東根。

羨ましい。

とにかく泣き止んでほしいというその場しのぎでお母さんが迎えにくるまで家に泊めることにしました。

さてある日、東根宛に優里の母から手紙が届きます。

仕事で忙しい東根より先に優里が中を見ると、今日駅まで優里を連れてきてくれという内容でした。

それを東根に伝えようとする優里、しかし残業しまくり納期追われまくりのの東根は突っぱねてしまいます。

中学生の子にきつく当たる大人かっこ悪くない?

しかもこいつよぉここ最近で上司と会社で2回もセックスしてんだぜ?

あ、そう。中学生です、優里ちゃん。

仕事終わってからケータイの着信で手紙のことを知った東根は駅に向かいます。

何と、母ちゃん来ませんでした。

男東根、ここで決心。

かっこいい!!髭剃れ!!!

やっとかっこいいところ見れたよ!!クソ野郎かと思ってた!!!

ということで、また一緒に住み始めるわけです。

社畜と少女の1800日のいいところ

このマンガ、流行りの美少女同居系(そんなジャンルあるんか知らんけど)と一線を画している点が何個かあるんですわ。

優里ちゃん健気すぎ

優里ちゃん健気すぎ。

天使すぎ。

いやこれね、東根は大人らしく大人の女性を気になってるわけ。

優里ちゃんの方が可愛いだろクソが!とかいうのは置いといてだな?

大人なら普通かなあぐらいかもしれんけど、大人東根の恋愛に触れちゃった優里ちゃんには大打撃なわけ。

これ他の美少女同居系マンガでも同じようなシーンあるかもしれんけど、もうね、健気さが違ぇから!うちの優里ちゃんは!その反動でもうね、

アズマネ、コロス・・・・。

ってなるよ。マジで。

ってかね、

オトナ、シズメル・・・・。

ってなる。マジで。

子供は大人、大人は歪んだ大人

まず主人公の東根、40歳!!
とか、そういう話でもなくてね。

みんな大人なんですよ。

でもそれは、子供はみんな考え方がすごい大人で、大人は私欲のために動くような大人。

大人のちょっとドロドロしたようなところが垣間見えるのよね。

その間にはいつも優里ちゃんがいて、大人以上に礼儀正しい優里ちゃんがすごいいい子に見えてきて感情移入が止まらないわけ。

もちろん最初は東根に感情移入してたけど、おじさんは幼女の気持ちに寄り添うタイプのおじさんになったよ。

でもみんないい人

このマンガ、みんないい人。

主人公やその周りの人はみんないい人で、それも主人公・東根さんの人柄なのかなとか思う。

主人公の敵もいて、でもその人だって見方を変えれば自分の中の正義ってものがあってそれを信じた結果なのかなとも思う。(俺はそいつ嫌いやけどな!)

この二人の生活を理解して見守り、協力してくれる人たちとの交流もすごい楽しい作品。

シリアスとアットホームが心地よいバランス

これだと思う。

シリアスすぎると疲れちゃうし、アットホームすぎてもそれなら


「心ぴょんぴょんしとけばよくね?」ってなる。
それでよくね?ってなる。

本当の成長記録

社畜と少女の1800日というからには1800日分のストーリーです。

どっかの100日後に死んだワニのこと思い出すなあ。

1800日は大体5年間。

1話で中2の優里ちゃんにとって大体高校卒業するぐらいまでを描くのだろう・・・というのはネタバレでも何でもないから言っちゃうけど、そんな長い期間をしっかりと描いてくれている。

高校に入学したり、進路決めたり、

そういう記録が淡々と描かれていくのはこういった作品ならではかなあと思った。

まとめ

気になってきた?こっから胸糞悪い展開とかあるんですよ。

君の目で見てくれよな!じゃあね!

え、、まだ読まないの??

まだ読まないの?嘘でしょキミ。

分かった。ほ〜んのちょっとだけネタバレして読む気にさせてみせるね。

以下、軽いネタバレ。今の段階で読もうと思ってくれたなら先に6巻ぐらいまで読んでからにしよう。

この物語、6巻で大きな変化が起こります。

主人公捕まります/(^o^)\

で、俺なんて言ったけ?

軽いネタバレって言ったよね?

そう、鬱展開はこんなものではないし、もっとヤバヤバのヤバ。

もっと大きい事件がドスドスくるよ!

実はつい先日最終巻が出て、今日読んだんやけど
あぁ、、もっと読みたい・・・!
って気持ちと、
ここで終わるのがベスト・・・ウンウン・・・!
って気持ちがせめぎ合ってる。

そんな気持ちで今日この記事書いてる。

このあともう一回読も。

じゃあね!

ABOUT ME
チャダ
一人暮らし歴7年目。学生時代は30分に一本しか電車が出ない駅まで徒歩30分のど田舎。社会人の今は乗り入れまみれの駅の周辺で大都会を経験中。これまで一人暮らしを最高に楽しみ続けた男です。 一人暮らし始めたての方にスキルを、一人暮らしに踏み切れない方にワクワクを、そしてたまには笑いをお届けするブログを書いています。