野球漫画と聞いて何を思い浮かべるでしょう？
ネッコMAJOR！ダイヤのA！おおきく振りかぶって！
ウッサタッチ、H2、MIX、、、
ネッコ全部あだち充作品や・・・
スポーツ漫画で一番多いのが野球漫画です。
その中でも一番多いのはやはり高校野球を題材にした漫画ではないでしょうか。
最近では中学のリトルシニアや小学生のリトルリーグを舞台にした漫画も出てきました。
作品の多さから高校野球漫画に新しさを出すことが難しくなってきたのかもしれません・・・。
ネッコ忘却バッテリーは[高校野球]と[記憶喪失]の掛け合わせで新しさを感じたね！
連載中の野球漫画で激推しすべきは『イレギュラーズ』という漫画です。
「こんな僕たちでも…諦めなければきっと目指せる夢の舞台甲子園！」私立常星学園。かつて強豪だったその野球部は、学校の方針がガリ勉エリート校に変わったことをきっかけに、今では部員4人の弱小チームに…。しかし、根っからの野球バカ・日々野塁斗には秘策があった！甲子園を目指すタッグの相手は、まさかの野球ド素人不良軍団!?地獄の底から上等カマせッ！嫌われ者共のド直球野球譚！
イレギュラーズ｜松本直記
この漫画のどのようなところが新しいのか。なぜ面白いのかを深堀するとともに、どこで連載していてどこで読めるのかについても紹介していきます！
イレギュラーズってどんな漫画？
イレギュラーズの面白いポイントを解説していきます！
- 連合チームという野球漫画の新機軸
- ストーリーの熱さ
- 画力の高さ
- キャラクターの魅力
本ブログは①漫画の魅力を伝えつつ、②初読を最大限楽しんでもらいたい意図で、③最小限の情報しか載せないように注意していますが、ここから先、漫画のシーンの切り貼りがあります。もうすでにここまでで「漫画を読んでみたい」と思っている場合はこの先の記事は読まずに漫画を読んでください。
ストーリー
かつて春夏連覇など輝かしい戦績を収めた常星学園・野球部
しかし常星学園は学校方針の変更によりガリ勉校に変わってしまいます。
その結果、野球部は部員数が足りなく、さらに学校からのはぐれ者となってしまうのでした。
そこで試合に出るために必要な連合チームのお相手が見つかります。
イレギュラーズ 第1話｜松本直記
そのお相手とは都内随一のヤンキー校・盟侠高校なのでした。。
イレギュラーズ 第1話｜松本直記
連合チームとは？
イレギュラーズの一番の特徴である『連合チーム』について、以下の現実世界の現状を知っておくと、イレギュラーズがさらに面白くなるので押さえておきましょう。
- 『連合チーム』という制度
- 今の高校野球における社会的課題
なんといっても主人公たちが『連合チーム』であるところが他の野球漫画にはなくとんでもなく面白いポイントです。
ウッサ連合チームって何？
連合チームは部員数が少ない野球部への救済措置的なもので、同地区内の複数の高校の野球部で一つのチームを作り、公式戦に出場することができる制度です。
先に断っておくと、連合チームの存在は今や珍しいものではありません。
2024年夏の高校野球では、部員不足による連合チームは４０８校１３５チームと発表されています。
部員不足による連合チームでの出場は、2012年夏から認められた。朝日新聞と日本高校野球連盟の調査によると、当初は11チームだったが、10年で10倍に増えた。07年の選抜大会で8強入りした室戸（高知）も、今夏は自チームだけでは部員が足りず、高知大会には連合チームで参加する。
10年で10倍の連合チーム 指導者の葛藤の裏で選手が持つ「誇り」｜朝日新聞
全参加チーム数は３７１５校、３４４１チームと確定したことを発表した。昨年の３７４４校、３４８６チームから２９校、４５チームの減少となった。
【高校野球】今夏の参加校、昨年より29校45チームの減少 参加校最多は愛知の173チーム 最少は鳥取の22チーム｜東京中日スポーツ
連合チームという制度が浸透したという背景もあるかもしれませんが、そもそも少子化で高校生が少なくなっているほか、野球以外の競技が人気になり、競技人口の減少が加速しているようです。
ネッコ大谷選手が大活躍しているのに・・・！？
- 空き地や公園での球遊びができなくなった
- 小学生男子の習い事の選択肢が増えた
- 大学全入時代に突入し勉強時間が確保できる部活に人気が移った
- 野球自体が、試合時間が長くタイパが求められる若者世代にとって親しみが薄い
- 野球以外に収益化できるスポーツが増え、経済が回り始めた
野球という競技は逆風がすさまじく、大谷選手のようなスター選手が現れても野球人口が減ってしまう構造になっています。
ネッコそもそも試合に出られる部員数がいるということ自体が恵まれてるんだね・・・！
ウッサこのリアルを知っていると、イレギュラーズがもっと身近に感じられそう！
イレギュラーズの面白いポイント！
先に挙げた連合チームであることの他に、いやそれ以上に面白いポイントを紹介します。
毎回ひたすらに熱いストーリー
スポーツ漫画は読者を熱い気持ちにさせますが、イレギュラーズはこの熱さが毎話やってきます。
「どの回が一番好き？」と言われても困ってしまいます。全部熱いので。
「熱い」というのはスポーツ漫画の大鉄板ですよね。
『連合チーム』を題材にすると、イロモノになってしまうように思うのですが、それを超王道野球漫画に仕上げているのはこの毎回の熱量と泣ける展開あってのことでしょう。
圧倒的な画力と読みやすさ
スポーツ漫画を読んでいるとたまにこんなことが起こります。
ネッコおお～入った！・・・あれ？アウト？あっ、こっちがイン側なのか。云々かんぬん
ここまで読んできてイレギュラーズでこんなこと起こったことがありません。
話の面白さが先行して気づかないというのもやべぇ話ですが画力がずっと高いです。
イレギュラーズ 第150話｜松本直記
大ゴマの使い方やその表現力、アッパレの一言です。
”主人公・日々野塁斗を中心とした”個性豊かなキャラクターたち
魅力的なキャラクターが多くする漫画イレギュラーズ。
主人公は集合写真一番右の日々野塁斗です。平凡そうな少年ですね。
イレギュラーズ｜松本直記
ところがこの少年、異常なまでの野球バカ。
決して某テニス漫画みたいに急にでかくなったりするわけではないのですが、「なんで無名選手だったんだ？」という覚醒っぷりを見せていきます。
ネッコデカすぎんだろ・・・！
その左の冥野君、彼もバケモンみたいな能力の持ち主です。
それぞれの人物に非凡な一面があり、まさに全員野球！
これだけでワクワクしてしまいます！
どこで読める？
講談社運営の漫画アプリ・WEBの「マガポケ」で連載中！
マガポケは無料チケットの配布もあり、時間さえかければ無料で読み続けることができる神アプリです！
マンガ好きでDLしてない人はいないでしょう。いつもお世話になっています。
あと、Renta!も非常におすすめです。
ポイントのバックがあるので普通に買うよりお得に読めちゃいます。
無料アプリはチケット配布まで時間があったりして作品を深く楽しむことができないです。何度も読み返したい作品はRentaで即買いしてます。
まとめ ～イレギュラーズは連合チームで差別化した超絶熱い野球漫画～
イレギュラーズは今連載している野球漫画で一番熱いです！もう断言します！
設定もキャラの魅力も本当に素敵で、大好きな漫画です。
個人的には、なぜまだ映像化されていないのかが不思議でなりません。
ぜひ読んで、いろんな人に広めてみてください。
今日はここまで！じゃあね！
