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先輩に存在を疑われた話

暗黒物質の登場に戸惑う僕(猫)です

今日、仕事で怪しげな粉を溶かしてる時に先輩に言われたんです。

You are matter?

って

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Yes, I am.

matterって何だよって思う人もいれば思わない人も、どうでもいいから寝ようって人もいると思う。寝るな。ちょっと聞いてけ。

他に意味あるのかわからないよ?わからないけど「ダークマター」ってあるやん。あれ、直訳で「暗黒物質」やん。なんかよく分からんけどかっこいいよね。

ってことはよ?

先輩「あなたは物質??」

先輩、リモートワークのしすぎですか?

あ、あれですよね、ZOOM会議し過ぎたんですよね。わかります。現実と区別つかなくなっちゃった系ですよね。
でもよく見てくださいよ。僕今日も怪しい粉溶かしてますよ。ちゃんと物質です。画面越しじゃないです。

厳密に言えば文法違いますしね!!
先輩賢いのに!!プププ〜〜〜

まあ流石にあれか。be動詞の位置もmatterの前に”a”が入ってないのもおかしいし、聞き間違いだ。うん。

高校英語でついて行けなさ過ぎて先生に順番飛ばされた俺でもわかる。

変な粉溶かすために俺も先輩もハンドミキサー使ってるけどこれもウィンウィンうるせえし。

まあそれでも先輩も疲れてるかもしれないんだ。教えてあげよう。ちゃんと華麗な英語でな。

Yes, I am.となぁ!!

先輩「もう無くなりそう?」

え?消される?

え?

無くなるの?俺?

お前って存在する?もうそろ消える?

ですって?

Dead or Aliveってことですか先輩。

つまり、え、俺、、、

先輩にお命頂戴されるってことナリか?

あんなに優しくしてくれてたのに?

俺、サイゼで一緒に食べた小さい海老のフライみたいなやつの味、忘れませんよ。

ちょっと待って先輩、

ハンドミキサーウィンウィンしながら近づいてこないで。

先輩「ちょっと貰っていくね」

オチは唐突に

(殺られる・・・!)

ピッ ジョボボボボボボボボボ

ん?

なんか先輩に俺の電気ポット使われた。

そのお湯で攻撃してくることもない。

「先輩、さっきなんて言ったんですか?』

先輩「え?湯余ったか?って聞いたの」

あっ、へぇ〜。湯、余った?か。

You are matter?じゃなくね、湯余った?か。

へぇ〜、ほ〜ん。

ま、そういうこともあるよね。うん。

湯、沸かし直そう。

〜fin〜

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この記事を書いた人

【経歴】理系大学院▶メーカー研究開発職。一人暮らし歴10年ぐらい。本田翼とか出会わないかなぁなどと思いながら生活している。好きなエビは伊勢エビで、好きな概念は祝日。

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