一人暮らしって箇条書きでメリットとデメリット挙げられてもその実態はわからないものです。
- もっと一人暮らしの魅力が伝えられないか?
- 特に大学生は一人暮らししてほしい!
なんとか魅力を伝えられないか考えました。
考えた結果、僕の大学での一人暮らし生活を続き物としてお届けしようと思います。
お部屋探し編、始まります。
目次
大学受験の失敗と受験校の条件
「あ〜、なんか落ちてる気がする。」
そう言って僕はインターネットで試験結果を開示しました。
「番号は・・・ない・・・と。」
(まあ、そう人生うまく行く物ではないか。)
センター試験を軽く失敗し、ギリギリB判定で受験した大学。
なんだか倍率も高いし無理そうだゾ★
という肌感だったのです。
僕の受験校を選ぶ条件はかなり特殊でした。
学びは自分でできるけれども人として成長するには一人暮らしは必須と思っていたのです。
よって、その条件のほとんどが一人暮らしのためでした。
田舎であること
条件の一つ目は田舎であることでした。
都会でキラキラしたキャンパスライフより、田舎で蒸し暑い日に手持ち花火・・・みたいな生活に憧れていたのです。
これは『ひだまりスケッチ』というアニメの影響でした。
マドベノコトリトセッション〜〜〜
全然田舎の描写はないのですが、マイペースに時間が進んでいく感じがいいなって思ったんですよね。
ちなみにアニメに影響されて受験校を決めたというのは親にも言ってません。
金銭面
あと、田舎は賃貸も安いため、両親を説得しやすいという点はすごく大きかったです。
私は決してお金に不自由な暮らしをしていたわけではありませんでしたが、「自立できるんやぞ!」ということを心配性の母親に分かってもらうために私大受験に関しては特待生制度を利用することに決めました。
したがって国立大は中国地方のとある田舎の大学。
私立大は入学次に特待生がもらえる近畿地方の田舎の大学をそれぞれ受験しました。
さて、結果は
国立不合格
私立特待合格
ということでこの瞬間新しい生活が確定したのでした。
賃貸アパートの探し方
僕「母さん国立落ちたから家を探しに行こうと思います。」
母「まずは大学まで行きましょうよ。」
僕(あぁそっか、大学生協とかで家紹介してもらえるんやな。)
実は受かったキャンパスに行った事がなかったチャダは母親と2時間電車に揺られました。
僕「家探すなら生協やけど今日開いてんのかね?」
母「え?一人暮らしするの?」
僕「は?」
母「通学経路確認で電車で来たんじゃないの?」
僕「なんと?」
母「一人暮らしするの確定なら車で来たのに。」
僕「ファッ!?」
そして大学生協は閉まっていました。
大学生協でお部屋探し 〜お部屋の条件編〜
往復4時間無駄にした僕たちは父親を仲間に入れ次は車で1時間30分。
大学生協に「春から一人暮らしするんですが・・・」という旨を伝え、大学生協公認の不動産仲介業者さんを紹介してもらいました。
そこで条件を問われますので、ある程度は考えておきましょう。
僕の条件は
- 大学に近い。たまり場になっても構わない。
- コンビニが好きなので近いほうがいい。
- 階段上がりたくないので1階の部屋がいい。
といったものでした。
これ、一人暮らし始めてわかりましたが結構オススメの条件群です。
理由をそれぞれ説明します。
大学に近い
まず、言っておきますと
”たまり場になる・ならない”
というのは
”大学に近い・近くない”
ということとあまり相関がありません。
仲良しグループの中で一番住んでる人数が多い領域から無作為に選ばれます。
あと、よく聞く「大学遠くてもお買い物便利なところにする。」
という考え方ですが、少し不便です。
生活の基本は大学になります。
スーパーへの買い出しは週1でもいいですが、大学はサークル活動合わせて週7の人もいます。
大学に近いほうが便利です。
授業直前まで寝てても大丈夫です。
コンビニが近い
これも大事でした。
宅飲みするとき買い足しとか行ったりするんですよ。(この響きだけでワクワクした同志は一人暮らししてください。)
あと「調味料ないやん!」ってなったときわざわざスーパー行かなくてもいいわけです。
やっぱコンビニ近いとありがたいです。
あとは風邪をひいたときですね。
ライフラインが近くにあるというのがめちゃくちゃ心強かったです。
でも、これはきっと困ったときに助け合うような親友ができるので心配しなくても大丈夫です。
ちなみにコンビニでアルバイトしたいという夢があったからっていうのもあったのですが、一番近いコンビニで面接落ちるのが嫌だったので別のコンビニでバイトしてました。
1階の部屋
これも結果的に便利でした。
1階で不安なのは次のような点だと思います。
- セキュリティが弱い
- 虫が出やすい
- 上の階の音や振動が伝わりやすい
まず、セキュリティは同じでした。というか鍵かけずに出てました。(参考にしてはダメです。)
男性なら洗濯物とかも気にしないと思うので1階でもいいでしょう。
女性は特にセキュリティ面を気にして選びましょう。
僕の周りで1階に住んでいる友人は一人もいませんでした。
次に、虫は田舎だと階数変わらず出ます。
3〜4階ぐらいだと少なくなってくる印象ですが、紹介されたのは全て2階建てだったので関係なかったです。
最後に、騒音・振動ですがこれはそれぞれの考え方だと思います。
僕はむしろ、下の階の人に迷惑かけていないか考えながら過ごすのがストレスだと思いました。
住んでから、自分があまり騒音とか気にならないタイプだと気付いたので結果的に良かったと思います。
逆にいい点は階段の上り下りがないこと。
そして少し安いこと。
これに尽きますね。
大学生協でお部屋探し 〜内見にいく〜
僕「あと、最後の条件として田舎であるのがいいなって思ってます。」
業者様「ここらへんは都会を探すのが難しいので問題ないです。」
あ、いい大学選びができたなと思った瞬間でした。
さあ、あとはいい物件を探すだけ。
車に乗って内見に向かいます。
内見とは、仲介業者さんから実際にお部屋を見せてもらうことです。
間取りなどの書面上のデータからはわからないところがここから分かってきます。
ざっと書くと
- 思ったより内装や外装がボロい
- 扉が開かないなど立て付けがすごく悪い
- シャワーの水圧が弱い
- 向かいの家から室内が丸見えになっている
- エアコンなど備え付きの家電類がかなり古い
- 車の通りが激しくうるさい
- 隣の人の部屋の前のタバコの吸殻がすごい
- 学生はあまり住んでいなさそう
などなど、行ってみればいろんな事がわかります。
僕の場合4件ほど紹介を受けました。
その中でいいと思った部屋はフローリングを張り替えたばかりらしく、新しい木の香りがしたのが印象的でした。
- 大学は原付5分
- コンビニ(セブンイレブン)は徒歩3分
- 階層は1階
- 畑に囲まれている
- 駐車場が広く遊べそう
といったところで「ここしかない!」と思ったのです。
父親にもそう伝えようと思ったのですが何やら窓の外を遠く見つめています。
なんだろうと思ったら、
なんかやたらでかいペリカンみたいな鳥が歩いていました。
父が「すげぇ」と息を漏らしたのは初めて見ました。
僕も最高やんけと思ったのでこの家に決めました。
まとめ
今回は僕の体験談とともに部屋決めのコツを解説しました。
皆さんも近くにでかい鳥が歩いているお部屋が見つかればいいですね。
それでは今日もお疲れっした!!